羽生、4回転半は全日本後挑戦か 記者会見で見通し示す

 【ヘルシンキ共同】フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が4日、グランプリ(GP)シリーズ第3戦、フィンランド大会優勝後の記者会見で目標に掲げる大技のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の挑戦については今季中とした上で「やれても(12月21~24日の)全日本選手権後かなと考えている」と見通しを示した。

 4回転半は国際大会で成功例がない超大技。右足首故障からの復帰戦だった9月のオータム・クラシックで優勝したものの低調だった内容を受け「今、こんなことを練習している場合じゃないと気づかされた」と話し、今季前半は演目の習熟に努めるという。

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