体操の内村「演技できて幸せ」 世界選手権代表が帰国会見

 体操の世界選手権(ドーハ)で計6個のメダルを獲得した日本代表が5日、都内で帰国会見に臨み、男子団体総合3位で2020年東京五輪出場枠確保に貢献したエース内村航平は「昨年は(左足首負傷で)途中棄権に終わったので世界の舞台で演技できる幸せを感じた」と語った。

 内村は種目別鉄棒では銀メダルを獲得したが、出来栄えに対する採点の厳しさを実感し「来年以降の演技構成を考えないといけない」と気を引き締めた。故障を抱える右足首の状態は「歩いていてもまだ痛い」と説明し、今年新設の個人総合スーパーファイナル(23日・高崎アリーナ)は「出ることはできないと思っている」と話した。

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