白鵬、九州場所の出場厳しい状況 師匠が説明、10月の手術で

 10月中旬に右膝の骨片除去手術を受けた大相撲の横綱白鵬について、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は6日、九州場所(11日初日・福岡国際センター)への出場が厳しい状況にあるとの見方を示した。稽古のペースが上がらず「四股だけ。運動はしているけれど」と話した。福岡県篠栗町の宮城野部屋で取材に応じた。

 白鵬は右膝の他に、右足首の遊離軟骨を取り除くクリーニング手術も受けた。膝は冷えると痛みが出るそうで、同親方は「暖かければ大丈夫。寝るときも(膝に)カバーをつけている」と明かした。

 最終的な決断は近日中に下すという。6日の朝稽古で白鵬は報道陣の前に姿を見せなかった。

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