妙義龍が5年ぶりの金星 稀勢の里は3年ぶりの連敗スタート
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「大相撲九州場所・2日目」(12日、福岡国際センター)
結びの一番に登場した横綱稀勢の里(田子ノ浦)が、前頭筆頭妙義龍(境川)に寄り倒しで敗れ、大関だった平成27年春場所以来の連敗スタートとなった。
過去の対戦成績16勝4敗と圧倒していた妙義龍に対して、左で差しにいったが、まわしを取ることができず、逆にもろ差しを許して、最後は寄り倒された。
平成25年5月場所で日馬富士に勝って以来、5年ぶりの金星獲得となった妙義龍は「素直にうれしいです」と激闘をうかがわせるように額に大粒の汗を浮かべた。
もろ差しから勝負を決めたことについては「ああいう相撲も自分の相撲なので一呼吸をおいて落ち着いて、思い切っていきました。今後も1日1日、15日間やり切りたい」と話していた。