立大駅伝監督に上野裕一郎 DeNA退社、現役は続行

 立大は13日、陸上部で新設する男子駅伝監督に2009年世界選手権5000メートル代表の上野裕一郎(33)=DeNA=が12月1日付で就任すると発表した。上野は11月末でDeNAを退社。現役を続ける異例の形で、24年の第100回東京箱根間往復大学駅伝出場を目指して指導する。

 上野は立大を通じて「謙虚に一つずつ学んでいきたい。まずは箱根駅伝の本戦出場が目標だが、世界でも活躍できる選手の育成を目指していく」とコメントを発表した。

 上野は長野・佐久長聖高から中大を経てエスビー食品入り。同社陸上部廃部に伴って13年に受け入れ先のDeNAに移った。

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