関東学生連盟関係者「判断に何ら影響ない」悪質タックル警視庁認めずも…

 日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、警視庁が、傷害容疑で告訴された内田正人前監督(63)と井上奨前コーチ(29)について、悪質タックルの指示は認められないと判断したことが13日、捜査関係者への取材で分かった。月内にも捜査結果を東京地検立川支部に送付する方針で、指導者2人は立件されない見通し。

 内田前監督らを除名処分とした関東学生連盟の関係者は13日、取材に応じ「われわれの判断に何ら影響するものではない」と述べた。別の関係者は「議論が違う。警察の判断とよって立つところが違う」と指摘。関東学連はスポーツマンシップにのっとって処分を下したと説明した。

 9月に橋詰功氏が新監督に就任した日大アメフット部のある部員は「正直何とも思わない。納得しない選手もいるだろうが、新監督の下で新たなスタートを切っているので、割り切ってやれると思う」と話した。日大は大学職員だった内田氏らを懲戒解雇した。日大の広報担当者は「取材に基づいた報道で、情報がないのでコメントできない」とした。

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