白岩優奈 北京目指すクラウドFがネットで話題 活動費足りず400万目指す

 フィギュアスケート女子の白岩優奈(16)が北京五輪を目指すため、クラウドファンディングで活動費を募集していることが15日までに分かり、ネットで話題を呼んでいる。白岩は17年にシニアに転向。今季はグランプリヘルシンキ大会で総合4位の成績を残している。

 白岩は「ACT NOW」というクラウドファンディングサイトで「北京オリンピックで世界中に感動を届けたい」として、そのための活動費を募集。現在はグランプリシリーズなど試合に出ながら演技、技術の向上に努めているが「海外合宿などたくさんやっていきたいことがあるのですが活動費が足りません。皆さんからの応援をお願いします」と呼び掛け。

 自身がフィギュアスケーターを目指したきっかけが荒川静香さんだったこと、また、スケートへの熱い思いを文章でつづり、「北京オリンピックで4回転ジャンプと表現力で私のスケートを見た世界の皆さんに感動を届けたいと思っています」とした。

 だが、そこに立ちはだかるのが資金の壁。「スケートリンクでのレッスン以外にフィジカルトレーニング、ダンスやバレエレッスンなどが必要で、他に遠征費用などと合わせて年間活動費用として約600万円が必要です」と具体的な金額を明示。そのうちの400万円をクラウドファンディングでまかないたいとしている。

 クラウドファンディングのページには600万円の内訳も明記。振り付け代、衣装代で100万円、海外強化合宿150万円などと記されている。

 クラウドファンディングで支援してくれた人にはその金額に応じてサイン入りポストカードやタオルなどのお礼も用意している。

 GP大会にも出場する一流のスケーターのクラウドファンディングにファンは驚きの声も「スケーターって資金大変なのね」と改めて驚く声や「本物?」と疑う声もあるが、「強化費があってもフィギュアを続けるのは大変なのだと改めて感じる」「フィギュアまじでお金かかるもんね」「できることがあるなら応援させていただきたい」など、応援の声が数多く上がっていた。

 なお、15日午後3時30分現在、集まった金額は約71万円となっている。

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