日大・橋詰新監督、内田氏の解雇無効訴訟にも「我々のやることをやり続ける」
悪質タックル問題で今季の公式戦出場資格を停止されている日大アメリカンフットボール部が17日、横浜市内で、処分を受けてからは初対外試合となる練習試合を社会人合同チームと行い、51-6で勝利した。試合後、日大の橋詰功監督は、前監督の内田正人氏が懲戒解雇処分を無効として訴訟を日大に対して起こしていることについて、報道陣から質問を受けた。
試合を無事に終えたことには「まだ、ほんの一歩だなという感じです。これから道のりが長いなあという気がしています」と心境を語った。
内田氏については「そこは僕も直接ほとんど関わったことがないので、何も私からは特に。選手たちも特にそれで何かということは(ない)。われわれはわれわれのやることをやり続けるというだけです」と述べ、各選手について「報道されていることを漏れうかがっている程度だと思います」と思いやった。
内田氏は、関学大との試合で悪質な反則を指示したとして懲戒解雇されたが、解雇は無効だとして、日大に対して地位確認等を求める訴訟を東京地裁に起こしている。