貴景勝が敗れ、全勝消える 大関高安は竜電に敗れ2敗 1敗は3人
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「大相撲九州場所・7日目」(17日、福岡国際センター)
ただひとり全勝だった小結貴景勝(千賀ノ浦)は、関脇御嶽海(出羽海)にはたき込みで敗れ、初黒星。いつものように低く頭から当たっての押し相撲も、御嶽海の左にいなしてのはたきに対応できず、土俵に手をついた。御嶽海は4勝目を挙げた。
1敗は貴景勝、大栄翔(追手風)、阿武咲(阿武松)の3人となった。
ほかの上位陣は、大関豪栄道(境川)が結びの一番で前頭四枚目正代(時津風)を押し出しで下して4勝目。
大関高安(田子ノ浦)は、前頭三枚目竜電(高田川)と持久戦の末、寄り切りで敗れ、2敗目。竜電は2勝目を挙げた。
大関栃ノ心(春日野)は、前頭四枚目嘉風(尾車)の頭を低くした攻めにまわしを取ることができず、怪力不発。左の下手を取った嘉風のすくい投げに屈して4敗目を喫した。
関脇逸ノ城(湊)は、前頭五枚目千代大龍(九重)を押し出して2勝目を挙げた。