神戸マラソン、日本男子トップは箱根駅伝走者の塚田空
「神戸マラソン」(18日、神戸市役所前発ポートアイランド着)
男女合わせて2万395人が参加し、男子はクァリル・ルムシェ(31)=モロッコ=が2時間13分54秒で大会2連覇。女子はスーザン・ジェロティク(31)=ケニア=が大会新記録の2時間31分38秒で初優勝を飾った。日本選手は、男子は塚田空(28)=SGホールディングスグループ=が2時間19分26秒の5位、女子は横川海姫(みき、20)=兵庫大=が2時間49分21秒の7位が最高だった。
男子の日本人トップとなった塚田は、平成国際大時代の2013年、箱根駅伝で「学連選抜」として7区を走った。今回が「13回目」とキャリアを積んだマラソンで「(2時間)20分を切れればいいと思っていた。日本人トップは最低限だった」と目標はクリアした。
一方で「自分の力不足を感じた」と言うのは、外国人の先頭集団4人に序盤から大差をつけられたことだ。日本人中心の第2集団の中で「このまま最後まで行くとやばいと思って、20キロ手前で集団から出たけど(さらに)先頭と離れてしまった」と悔やんだ。
10月上旬に左ふくらはぎを痛め、練習再開は11月に入ってから。「夏にしっかりできていた」と“貯金”はあったが、それでも「根本的に準備不足だった」と反省していた。