伊藤みどりさん、4回転半跳べたのでは…本田武史氏が規格外ジャンプをTVで解説
2大会連続五輪出場のプロフィギュアスケーター本田武史氏(37)が21日放送の、日本テレビ系「1周回って知らない話SP」に出演。女子フィギュアのレジェンドでアルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどりさん(49)について「足を締めていたら4回転半跳んでいたのでは」と規格外のジャンプのすごさを表現した。
伊藤さんは1992年のアルベールビル五輪で女子選手として初めて3回転半のジャンプであるトリプルアクセルを成功させ、世界に衝撃を与えた。本田さんは「海外の男子が、伊藤さんのトリプルアクセルを参考にしろと言われていたぐらい」と語り、伊藤さんの技が海外の男子選手のお手本とされていたことを証言した。
本田さんは、通常ジャンプをする際には「上がったときに回転がブレやすいので、回転のときに足を締める」と解説。番組で流された映像では、伊藤さんは両脚をきっちり締めない状態で悠々とジャンプしており「足を締めてたら、もしかしたら簡単に4回転半跳んでいたのでは…。そのくらいの高さと幅があった」と規格外の伊藤さんのジャンプを表現。出演者からは驚きの声が上がった。
そのジャンプ力については「持って生まれたものだと思います」と天性の才能であると推測していた。