169センチ豊ノ島、174センチ石浦に敗れ4敗目「小兵に下手ですね」
「大相撲九州場所・12日目」(22日、福岡国際センター)
元関脇で13場所ぶりに十両復帰した豊ノ島(35)=時津風=が石浦(宮城野)に押し出され4敗目(8勝)を喫した。左差しで出たが回り込まれ、引きに乗じて出られて、そのまま土俵を割った。
「小兵に下手ですね。十両は小兵が多いから攻略していかないと。全然タイミングじゃないのに感覚で引いてしまった」と、悔しげに話した。
自身165キロ、相手は117キロ。「100キロくらいにやせようかな。小兵の気持ちが分かる」と苦笑い。
混戦の優勝争いは2敗が消えてトップは3敗。豊ノ島も1差でV圏内だ。「伸び伸びとらないと。今場所は連敗がないから大丈夫」と、自らに言い聞かせながら会場を後にした。