12日目にして横綱・大関同士の取組が終了…残る注目は小結貴景勝
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「大相撲九州場所・12日目」(22日、福岡国際センター)
大関同士の対戦となった2敗の高安(田子ノ浦)と栃ノ心(春日野)の一番は、上手投げで高安に軍配が上がった。だが、今場所の横綱・大関同士の対決はこの取組のみという寂しい事態になった。
この日、豪栄道が「右大胸筋上腕鎖骨付着部筋断裂で約6週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場。大関が高安と栃ノ心の2人となっていた。
さらに横綱は場所前に白鵬(宮城野)と鶴竜(井筒)が休場。1人横綱となった稀勢の里(田子ノ浦)も初日の小結貴景勝(千賀ノ浦)戦で負った右膝のけがを理由に5日目から休場している。
今後のみどころは1敗を守り優勝争いトップに立つ貴景勝と高安との対戦だろう。13日目は貴景勝が3敗の東前頭12枚目・碧山(春日野)と、高安は結びで同じく3敗の西前頭9枚目大栄翔(追手風)と対戦する。