白井健三、新・床構成で“魅せる”日本製器具でイキイキ「普通にできる幸せ」
体操の新設大会・男子個人総合スーパーファイナル(23日)と、全日本団体(24、25日)の公式練習が22日、会場の高崎アリーナで行われた。世界選手権では中国製「泰山」の床に苦しんだ白井健三(22)=日体大=は、日本製「セノー」の器具に戻り、「普通のことが普通にできる幸せを感じる。苦しい経験をしたご褒美かな」と、笑顔。東京五輪も「セノー」を中心とした日独仏の器具となることに決まり「安心感がある」と、歓迎した。
今大会は「新たな挑戦」と位置付け、床の構成は世界選手権や、これまでの大会から一新した。難易度を示すDスコアは、今春の7・2点よりも少し低い7・1点だが「難しいことをやっているイコール白井健三凄いの関係性は好きじゃない。演技の中身を見て欲しい」と意気込んだ。