高安が貴景勝止めた!2敗で優勝争いトップに並ぶ 圧力受けヒヤリも…残して白星

貴景勝(左)を下す高安=福岡国際センター(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲九州場所・14日目」(24日、福岡国際センター)

 1敗の小結貴景勝(千賀ノ浦)が、1差で追う2敗の大関高安(田子ノ浦)に敗れ、優勝争いは2人が並び、千秋楽に持ち越された。

 高安は立ち合い、突進を真っ正面から受けた。たまらず体勢が崩れ後退してしまったが、ここで相手が前のめりに。土俵際でくるりと回転して残した時には、土俵に落ちた貴景勝が悔しさから顔をゆがめていた。決まり手は引き落としとなった。

 千秋楽で貴景勝は前頭3枚目の錦木(伊勢ノ海)と顔を合わせる。高安は関脇御嶽海(出羽海)と対戦する。

 3敗だった隠岐の海(八角)が14日目で敗れ4敗となっており、優勝争いは完全にこの2人に絞られている。どちらにとっても初優勝となる。

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