大迫傑 日本記録樹立後初レースで手応え「いい練習できた」
男子マラソンの日本記録保持者、大迫傑(ナイキ)が24日、東京都町田市の法大多摩キャンパスで行われた1万メートルの記録会で、日本新記録を樹立した10月のシカゴ・マラソン以来となるレースに臨んだ。
練習の一環として出場。4組目に登場し、28分33秒92で4位となると、最終の7組にも出場。5000メートルを走りきった時点で切り上げた。
来年3月の東京マラソン出場も視野に入れる中での再始動。「2本走って、いい練習ができた。この後、米国に戻って次のレースに向けてトレーニングを積んでいこうと思う」と今後を見据えた。
別の組では、ジャカルタ・アジア大会金メダリストの井上大仁(MHPS)も出場。自己ベストの27分56秒27をマークし「ベストが出るとは思っていなかった。一つのステップになった」と手応えを口にした。次のマラソンは未定とした。