小川ジュニア、左足負傷で100キロ超級2回戦敗退「ブチッと変な音がした」

 「柔道・グランドスラム大阪大会」(25日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子100キロ超級2回戦で、今年の世界選手権代表の小川雄勢(22)=明大=は、リオデジャネイロ五輪100キロ級金メダリストのクルパレク(チェコ)に一本負けした。

 小川は試合中に左足の太ももを負傷するアクシデントもあり、足を引きずって引き上げた。相手の隅返しを耐えた際に「ブチッと変な音がした」といい、「たぶん肉離れだと思う」と説明。その後は組み手が甘くなった。「試合中にケガをするのは初めてで、想定外のことに対してどう対応していいかわからなかった。経験値がなかった」と首をひねった。

 混戦が続くこの階級の東京五輪代表争いでアピールすることはできなかったが、来年の欧州遠征、国内選考大会と試合は続く。「結果を出すことが1番なので、また結果を出すことを(目標に)掲げて練習していきたい」と前を向いた。

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