ボクシング五輪存続へ決起集会 45万超え署名IOCに報告
ボクシングが20年東京五輪の実施種目から除外の危機にひんしている問題で日本連盟は29日、会場となる両国国技館がある墨田区で決起大会を行い、プロで日本初の主要4団体制覇を果たし、アマチュアとして東京五輪出場を目指す高山勝成らが参加した。ゲストとしてガッツ石松氏も登場。「よこしまな大人、利害関係によって、五輪からボクシングがなくなるなどあってはならない」と激励した。
国際オリンピック連盟(IOC)は、国際協会の会長が「麻薬売買に関わる犯罪者」と指摘されるラヒモフ氏(ウズベキスタン)であることを問題視しており、30日からのIOC理事会(東京)で審議される。日本連盟の菊池浩吉副会長はこの日、IOCの関係者と面会し、存続を求める45万3342人の署名が集まったことを報告したことを明かした。