【リレハンメル共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は29日、リレハンメルで個人第1戦(ヒルサイズ=HS98メートル)の予選が行われ、平昌冬季五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が96メートルを飛び、138・5点で首位となった。
風雪で不安定な天候の中、直前の公式練習を回避した高梨は、ヒルサイズまで2メートルに迫り、2位に飛距離換算で約7・5メートルの大差をつけた。開幕に向けて状態の良さを示したが「内容的にはそこまで満足いくものではない。もう少しスムーズに踏み切って、空中まで入っていければよかった」と表情を引き締めた。