桃田賢斗、日本初開催の22年世界選手権に意欲「代表でいられるかわからないけど…」
「バドミントン・全日本総合選手権」(30日、駒沢体育館)
男子シングルス準々決勝で、世界選手権金メダルの桃田賢斗(24)=NTT東日本=は小野寺裕介(日本ユニシス)に21-13、21-9で勝利し、ベスト4に進出した。
前日には、2022年世界選手権が日本(東京)で初開催されることが決定した。今夏の世界選手権で日本男子初の優勝を果たした桃田は「日本バドミントン界にとっていいことだと思う」と期待。4年後は28歳になる年で「その時に自分が(日本)代表でいられるのかわからないけど」と話しつつ、「出られるものなら出たい」と意欲を燃やした。
日本開催の国際大会としては、ワールドツアーのジャパン・オープンが年に1度開催されているが、世界選手権となれば本気度も段違いに上がり、世界最高峰のプレーを間近で見る絶好のチャンスになる。桃田は「世界選手権は他の国の選手も試合への姿勢が違う。日本で開催されるのは出る選手だけでなく、見る人や、ジュニアの選手にとっても大きい。いい機会だと思う」と期待を込めた。
また、女子シングルスの奥原希望(23)=日本ユニシス=は「2022年までバドミントンをやっていたいし、その舞台に立ちたいけど、まだ2020年(東京五輪)しか見えてない」と率直な思いを明かしたが、「世界最高峰の戦いで(東京五輪以降もバドミントンが)まだまだ盛り上がるんだなと思いながら、(開催決定の)ニュースを見ていた」と話した。