桃田賢斗“不戦勝”に観客ため息…常山が発熱で棄権 チケット完売も…
「バドミントン・全日本総合選手権」(1日、駒沢体育館)
男子シングルス準決勝で、世界選手権金メダルの桃田賢斗(24)=NTT東日本=は、世界ランク18位の常山幹太(22)=トナミ運輸=と対戦するはずだったが、常山が発熱による体調不良で棄権し、戦わずして3年ぶりの決勝進出を決めた。
週末とあってチケットは完売。注目の日本代表対決はこの日の3試合目に行われる予定だったが、場内アナウンスで中止が発表されると、約3000人の観客からは「え~っ」というため息やざわめきが起こった。
15年大会以来の優勝に王手を懸けた桃田は、決勝で世界ランク10位の西本拳太(24)=トナミ運輸=と対戦する。