帝京大 史上最多8連覇 岩出監督「成長感じられた」視線は大学選手権10連覇へ
「関東大学ラグビー対抗戦、帝京大66-10筑波大」(1日、熊谷ラグビー場)
帝京大が筑波大を66-10で下して6勝目(1敗)を挙げ、8年連続9度目の優勝を果たした。8連覇は、対抗戦の単独最多記録。5勝1敗で並び、2日に対戦する早大-明大の勝者も同時優勝となる。慶大は青学大に98-17で大勝して5勝2敗とした。
伝統校が中心だった対抗戦で帝京大が単独最多の8連覇。「大学選手権の1回戦」と位置付けていた岩出監督も「成長を感じられた。学生に厳しさを求めるとともに(8連覇の)喜びも感じてほしい」とたたえた。明大戦で3年ぶりの対抗戦黒星を喫し、ロックの秋山主将は「甘さがあったことを教えてもらった」。再スタートを切り、視線は全国大学選手権10連覇という前人未到の大記録に向けられている。