20年東京五輪ボクシング存続へIOCバッハ会長「あらゆる努力を」

 組織統治などの問題により、20年東京五輪実施競技から除外危機に瀕しているボクシングについて、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が1日、都内で行われた理事会後に会見し、東京での実施について「あらゆる努力を惜しまない。ある団体、役員が不正を行っているからといって、アスリートが苦しむべきではない」と、前向きな姿勢を見せた。ただ、一方で実施を明言することはなかった。

 IOCは国際ボクシング協会(AIBA)の調査を決定。調査期間中の五輪マークの使用禁止、五輪予選、テスト大会、チケット販売の停止など準備を凍結する措置をとった。結果は来年6月のIOC総会に報告され、処遇を決定する。東京五輪組織委員会の武藤事務総長は「適切な準備をしていく。実施を信じたい」と話した。

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