桃田賢斗、3年ぶり日本一「色んな人に支えられた」
「バドミントン・全日本総合選手権」(2日、駒沢体育館)
男子シングルス決勝が行われ、世界選手権金メダルの桃田賢斗(24)=NTT東日本=は、世界ランク10位の西本拳太(24)=トナミ運輸=に2-1(21-8、18-21、21-11)で勝利し、3年ぶり2度目の日本一に輝いた。
同学年の西本との日本代表対決で、桃田がフルゲームの熱戦を制した。直後の場内インタビューでは「3年ぶりの優勝で、色んな人に支えられてまたコートに立てた。優勝できて良かった」と汗をぬぐった。
桃田はリオデジャネイロ五輪前の15年大会で初制覇。エースとして嘱望されたが、不祥事で棒に振り、競技復帰した昨年の全日本総合選手権は準々決勝で敗退した。今年は世界選手権を制し、世界ランク1位として臨んでいた。