バドミントン福島・広田の「フクヒロペア」が2連覇、「自信を持って臨める」
「バドミントン・全日本総合選手権」(2日、駒沢体育館)
女子ダブルス決勝が行われ、世界ランク1位の福島由紀(25)広田彩花(24)組(岐阜トリッキーパンダース)は、リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(28)松友美佐紀(26)組(日本ユニシス)を2-0(21-16、21-13)で撃破し、2連覇を達成した。
世界ランク10位以内に5組がランクインしている群雄割拠の日本勢の中で、フクヒロペアは準決勝で世界女王、決勝は五輪女王を破って最強を証明した。福島は「この大会で連覇することは難しいが、優勝できて本当に良かった。ホッとしている」と汗をぬぐい、「(19年5月から)五輪レースも始まるので、海外での日本人対決も多くなると思うが、今日みたいな試合をしたい」と日本一のタイトルを弾みにすることを誓った。
広田も「来年の国際大会が始まるにあたって、ここで日本一を取れたことで自信を持って臨める。五輪レースも始まるし厳しい戦いが続くと思うが、コンディションを整えて1試合1試合頑張りたい」と話した。
今季は前所属からの移籍騒動などもあったが、動じない強さを発揮し、世界選手権銀メダル、世界ランク1位、日本一と強さを証明して締めくくった。