川内優輝は猛追10位、来年プロ転向も東京五輪は無視?「僕にはユージーンがある」

 「福岡国際マラソン」(2日、平和台陸上競技場)

 19年世界選手権、東京五輪最終選考会(マラソングランドチャンピオンシップ=MGC)の選考会を兼ねて行われ、服部勇馬(25)=トヨタ自動車=が36キロ付近からスパートをかけ、日本歴代8位となる2時間7分27秒の好記録で優勝。同大会としては04年の尾方剛以来、日本選手14年ぶりの優勝で、MGCの出場権を獲得した。公務員ランナーとして最後の福岡国際となった川内優輝(31)=埼玉県庁=は序盤に離され、後半に猛追する恒例の“川内劇場”を見せたが、10位に終わった。

 川内は15キロで先頭集団から離される苦しい展開。終盤に怒とうの追い上げをみせ、10位まで順位をあげたが「また前半離されて、最後に粘るレースをしてしまった。10月まで最悪の調子で、この間のハーフを走れたからいけるかと思ったけど、やっぱりフルマラソンではごまかしがきかない」と、うなだれた。

 すでに来年9月のMGCの出場権は獲得。このレースで同月に行われる世界選手権(カタール、ドーハ)の代表入りが厳しくなり、来年4月のプロ転向以降の動きに注目が集まるが「ドーハはなくなったけど、僕にはあと3年、ユージーン(2021年世界選手権)がある。こんなタイムで笑われるかもしれないけど、30キロまでついていければ、僕は100パーセント失速しないので」と、20年をとばして、21年の日本代表を狙うことを宣言。自身が苦手な暑さを理由に東京五輪への明言を避けている川内。現状で2年後の夢舞台は眼中にないようだ。

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