貴景勝先輩に続け 大相撲注目の逸材!埼玉栄・斎藤大輔
大相撲界からも注目される逸材が、高校最後の大会をほろ苦い結果で終えた。2日の全日本選手権に斎藤大輔(埼玉栄高)が高校生でただ一人出場した。決勝トーナメント進出の懸かった予選の最終試合で攻め込みながら惜しくも逆転負け。「優勝を目指していた。この経験を次の相撲につなげていきたい」と将来を見据えた。
190センチ、135キロの体格で、長い手足はスケールの大きさを感じさせる。山形・酒田一中で全国大会を制し、強豪の埼玉栄高に進学。3年生の今年は高校横綱に輝き、国体少年個人も優勝した。
目指すは高校の先輩貴景勝だ。学校の施設を使ったトレーニングの際に何度も声をかけてもらったという。「貴景勝関が優勝した姿は、自分のこれからにとても大きな原動力になった」と奮い立つ、進路について「大学かプロかしっかり周囲と相談して決めたい」と話している。