フェンシング決勝は異例の劇場開催 太田雄貴会長「見たことのないスポーツ観戦を」
6日に開幕するフェンシングの全日本選手権の記者会見が5日、都内で行われた。準決勝までは東京・駒沢体育館で行われるが、今回新たな試みとして、9日の決勝は演劇やミュージカルが行われる東京グローブ座で開催される。日本協会の太田雄貴会長(33)は「今まで見たことのないスポーツ観戦を提供したい」とぶち上げた。
太田会長体制で2年目。昨年はLEDビジョンを使った演出などを敢行したが、今回は試合中の選手の心拍数を表示する演出なども予定している。劇場での試合は過去に例がないが、「演劇もフェンシングも欧州がルーツ。親和性はある」とニヤリ。選ばれし者だけが上がれるホンモノの舞台へ「選手も劇場での決勝を目指してほしい」とハッパをかけた。