重由美子さん死去 セーリング日本初メダル、アトランタ女子470級銀

 1996年アトランタ五輪セーリング女子470級で銀メダルを獲得し、同競技の日本勢初のメダリストとなった重由美子(しげ・ゆみこ)さんが9日、死去した。53歳だった。日本連盟関係者らが明らかにした。親族によると、死因は乳がんという。

 佐賀県唐津市出身の重さんは、2人乗りヨットのかじを取るスキッパーとして活躍し、92年バルセロナ大会から3大会連続で五輪に出場。アトランタ大会では木下アリーシアさんと組んで快挙を果たした。

 近年は唐津市の佐賀県ヨットハーバーで後進の指導などに当たっていた。

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