【バンクーバー共同】フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）ファイナルの女子で初出場優勝の快挙を成し遂げた紀平梨花（１６）＝関大ＫＦＳＣ＝がフリーから一夜明けた９日、バンクーバーで取材に応じ「今は疲れもあってあまりよく分からない状態だけど、１位という結果が本当にうれしい」と笑みを浮かべた。

　日本勢でＧＰデビューシーズンでの制覇は２００５年の浅田真央以来で、２２年北京冬季五輪へ向けて注目を集める存在となった。２１日に開幕する全日本選手権（大阪）へ向けて「今年を締めくくる大事な大会。笑顔で終われるようにしたい」と意気込みを語った。