元貴闘力 大相撲の暴力、昔は「10倍ぐらいあったんじゃないですか」とTVで

 大相撲の幕内貴ノ岩(28)が付け人への暴力行為で引退したことについて、元関脇貴闘力(51)が15日放送の読売テレビ「特盛!よしもと」に出演し、かつての角界では暴力が現在の「10倍ぐらいあったんじゃないですか」と振り返った。

 昨年は横綱日馬富士(34)が貴ノ岩への暴力で引退に追い込まれ、今年は貴ノ岩と同じ貴乃花部屋(消滅)の十両貴公俊(21)が付け人に暴行。日馬富士の一件では被害者だった貴ノ岩まで付き人への暴力で引退するなど、角界では暴力行為が次から次へと発覚している。

 司会の落語家・月亭八光(41)に「これね、貴闘力さん、当然のようにやっぱりあるんですか?こういうのは。その昔やったらもちろんこんなことはもう日常茶飯事?」と質問された元貴闘力は「そうですね。10倍くらいあったんじゃないですか」と、なぜか満面の笑みで回答。

 時代が違う現在、大相撲で暴力行為が発覚するたびに大きく報じられ、加害者側には重いペナルティーが科せられるにもかかわらず、暴力が後を絶たないことには「普通はねえ、絶対ねえ…絶対やったらいけない、でしょ?普通は。なんでかな?と思う」と、角界の学習能力のなさに首をひねっていた。

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