ヤマハ清宮監督、有終3位 「チーム力を上げられた」と手応えを実感
「ラグビー・日本選手権兼トップリーグ3位決定戦、ヤマハ発動機15-12トヨタ自動車」(15日、秩父宮ラグビー場)
3位決定戦に臨んだヤマハ発動機は、逆転勝ちで勇退を表明している清宮監督のラストマッチを飾った。清宮監督は「選手たちは私が今日の試合が最後ということで、勇気付ける言葉をかけながら盛り上げてくれた」と感謝の思いを口にした。
7点を追う後半24分、SO清原がこの日2つ目のトライ。ゴールも決まって同点とし、同38分にFBラブスカフニの決勝PGで試合を決めた。「ヤマハらしい勝利」と表現。「点差は3点ですがゲームの支配度は完勝だった」と評価した。
「今年はケガ人が非常に多い中、いろんな選手がゲームに出て、いい個性を出して優勝に手が届くところまでチーム力を上げられた」。戦力の底上げに、手応えを実感してチームから発つ。