早大・斉川主将「実力で負けた」 5度目の挑戦も日本一ならず
「アメフット・甲子園ボウル、関学大37-20早大」(16日、甲子園球場)
5度目の挑戦でも、大学日本一は遠かった。東日本代表の早稲田大(関東)は前半を終えて20点差と劣勢に立たされ、後半に俊足WR遠藤の2TDレシーブで意地を見せるのがやっと。主将のDL斉川は「相手の方が強かった。実力で負けた」と完敗を潔く認めた。
甲子園ボウルには最近10年で4度出場しているものの、これが優勝経験の差なのか「いつものようにプレーできなかった」と高岡監督。思うように攻め込めず、後半も先にTDを奪われ、大勢は決した。「全ては自分の力不足」と悔し涙を流した3年生のQB柴崎は悲願の初優勝へ「自分が引っ張らないといけない」と雪辱を期した。