バスケ五輪開催国枠 来年3・29決定へ FIBA「発展に満足」
国際バスケットボール連盟(FIBA)は16日、日本バスケットボール協会(JBA)に対して定期的に行っているモニタリングについて、タスクフォースの川淵三郎氏(82)、FIBAのインゴ・ワイス氏らが出席して会見を行った。
ワイス氏は2020年東京五輪の男女5人制、3人制の開催国枠について、来年3月29、30日にコートジボワールで行われる中央理事会で最終決定するとし「個人的な意見になるが、問題ないと思う」と明言。「FIBAは日本バスケの発展に満足している」と高く評価した。
JBAは2014年、ガバナンスの欠如を指摘され、FIBAから国際試合に出場できないなどの資格停止処分を受けた。その後、解決のためのタスクフォースを設立し、改革を進め、15年6月に処分解除。以降、FIBAの定期的なモニタリングを受けてきた。また五輪の開催国枠は世界で戦える実力を示すことなどが条件とされていたが、日本はW杯アジア2次予選で6連勝中。W杯出場圏内のF組3位に浮上していた。