柔道・田知本愛が現役引退を発表「納得する柔道を続ける事ができました」
柔道女子78キロ超級の田知本愛が18日、所属先のALSOKを通じ、現役引退を発表した。田知本は15年世界柔道準優勝、全日本選抜柔道、皇后杯全日本女子柔道でも15年に優勝するなど女子重量級をけん引してきた。
田知本は所属先を通じ「柔道を続ける中で、たくさんのハードルがあり、弱気になり、諦めそうになったことが何度もありました。自分一人では乗り切ることができなかったハードルもありましたが、多くの方に支えていただきながら、自分が納得する柔道を続ける事ができました」「今後はこれまで以上に自分を支えてくださった方々に感謝し、何らかの形で柔道に携わっていけるよう邁進してまいります」などのコメントを発表した。
妹はリオ五輪70キロ金メダリストの遥。すでに昨年10月に現役引退を発表している。