箱根駅伝、東海大悲願の初Vへ 両角監督、17キロ減で胴上げボディー完成

 来年1月2、3日に行われる第95回東京箱根間往復大学駅伝で、初優勝を目指す東海大が19日、平塚市の湘南キャンパスで壮行会と練習公開を行った。同大は6年連続46回目の出場。10月の出雲駅伝は3位、11月の全日本大学駅伝は2位と、順位も調子も着実に上げており、両角速監督(52)は「目標は優勝」と宣言。「順調にトレーニングはできている。往路優勝ができれば勝機は見えてくる。青学に簡単に5連覇をさせないように」と意気込んだ。

 指揮官自身は、健康への意識と「選手に厳しい課題を押しつけているので。監督がダラダラしていたらダメだなと」との思いもあり、今年9月から本格的にダイエットを開始。炭水化物の制限と1日1時間12キロのランニングを毎日行い、マックス86キロから69キロへ、17キロの減量に成功したという。

 冗談交じりに「少しでも胴上げしやすいようにダイエットしました」と、一回り細くなった胸を張った両角監督。仕上がった“胴上げボディー”で、高らかと大手町の宙に舞う。イメージはもう完璧だ。

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