3年ぶり全日本出場の伊調、不安要素は「試合勘」 所属監督「練習では技のキレいい」
レスリングの19年世界選手権代表選考会を兼ねた全日本選手権が、20~23日に東京・駒沢体育館で行われる。女子57キロ級で3年ぶりに出場する五輪4連覇の伊調馨(34)について、所属するALSOKの大橋監督は19日、都内で「練習ではいい動きで、技のキレ味もいい」と話しつつ、10月の復帰戦でも本領を発揮できなかっただけに「試合勘が心配」と明かした。
11月の代表合宿ではライバルの世界女王・川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)とも手を合わせたが、大橋氏は「いいスパーリングをしていた」と本番での好勝負を期待した。
また、11月に左肘を痛めた女子50キロ級世界王者の須崎優衣(早大)は、関係者によると試合ギリギリまで状況を見て可否を判断するという。