スポ庁、不祥事審査制度実施へ 20年度から、円卓会議を設置
スポーツ庁は20日、スポーツ界で相次ぐ不祥事の対策を協議する庁内プロジェクトチーム(PT)の会合を開き、態勢強化のための「アクションプラン」を取りまとめた。超党派のスポーツ議員連盟PTの提言を踏まえ、国とスポーツの統括団体が各競技団体の健全化へ指導的役割を果たす「円卓会議」を速やかに設置し、2020年度から新たな審査制度の本格実施を目指す。
プランではスポーツ庁が来春をめどに競技団体の運営指針「ガバナンスコード」を新たに策定。これに基づいて日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会(JOC)、日本障がい者スポーツ協会が定期的に団体を審査する。