紀平だけじゃない!細田采花が全日本でトリプルアクセル着氷 SP61・41点
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「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、東和薬品ラクタブドーム)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、細田采花(23)=関大=が演技の冒頭で3回転アクセル(トリプルアクセル)を着氷させ、61・41点を記録した。
女子では数少ない3回転アクセルの使い手として存在感を示した。最初のジャンプでこの大技で少しバランスを崩しそうになりながらも持ち直し、客席からは歓声が上がった。
残る演技も大きなミスはなく、演技終了後はガッツポーズを何度もつくりながら満面の笑みで拍手に応えた。
細田は今年10月の近畿選手権で初めて3回転アクセルに成功し、西日本選手権でもフリーで2度決めていた。国際スケート連盟非公認の大会ながら、日本人女子では浅田真央、紀平梨花に続く3人目の1プログラムで2度3回転半を成功させた選手となっていた。