高橋、高校生撃破で3連覇王手「まだまだ負けない」
「レスリング・全日本選手権」(21日、駒沢体育館)
19年世界選手権代表選考会を兼ねて9階級の決勝が行われ、男子フリースタイル86キロ級は、階級を上げた17年世界選手権79キロ級代表の高谷惣亮(ALSOK)が、白井勝太(日大大学院)に2分43秒でフォール勝ちし、他階級を合わせて8年連続8度目の優勝を果たした。男子グレコローマンスタイル130キロ級は、園田新(ALSOK)が5連覇。準決勝までが行われた男子フリースタイル57キロ級は17年世界王者の高橋侑希(ALSOK)が3連覇に王手をかけた。
17年世界王者の高橋は危なげなく勝ち進み3連覇に王手をかけた。高校生相手の準決勝となったが「自分もだんだん上の年齢になってきたが、まだまだ負けない」とプライドをのぞかせた。ノーシードの山口海輝(日体大)との決勝に向けて「昨年も勝っている相手。今回もどんな形でもいいので勝ちたい」と気合を入れた。