早大が劇的逆転勝ち ロスタイムのトライで慶大下して4強進出
「大学ラグビー選手権・準々決勝、早大20-19慶大」(22日、秩父宮ラグビー場)
早大が劇的な逆転勝利で4強進出。4点を追う早大は後半残りワンプレーでの猛攻を仕掛け、連続攻撃から最後はWTB佐々木が右サイドに逆転のトライを決めた。
佐藤真吾主将は「(試合後に)最後は怖かったとみんな口にしていた。最後粘り強く勝てたと言うことは今年のチームの強みかなと思いました」と試合を振り返った。
次は決勝進出をかけて1月2日に秩父宮で明大と対戦する。2日の関東大学対抗戦では31-27で下した相手との再戦。相良南海夫監督は「きょう一度死んだ身。1日1日成長して、久々の正月、力を出し切りたい」と話した。
慶大は3点を追う後半23分、敵陣ゴール前のスクラムからSO古田のトライで逆転。ゴールも決まって19-15としていた。逆転負けのきっかけとなった、残り1分を切ってからのスクラムでの反則が痛かった。