伊調馨と川井梨紗子が23日決勝で再戦 1次リーグ初戦は川井が勝利
「レスリング・全日本選手権」(22日、駒沢体育館)
女子57キロ級準決勝が行われ、五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=は花井瑛絵(至学館大)に3-0で勝利し、決勝に進出した。リオデジャネイロ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=も沢葉菜子(至学館大)に6-0で勝利。両者は23日の決勝でぶつかる。
“新旧女王”の再戦が決まった。2人は1次リーグの初戦で対戦し、川井梨が2-1で勝利。ただ、両者共に決勝での再戦を意識し手の内を探り合ったのか、組み合いながら攻撃をしかけない展開となった。
この階級は第1シードの坂上嘉津季(ALSOK)が膝のけがで欠場することが決まり、エントリー人数が8人から7人に減ったため、世界連盟の規定により2組に分かれての1次リーグ戦を行った上で、各組上位2人が決勝トーナメントに進んだ。