高安、初場所での優勝を宣言 冬巡業、地元で栃ノ心と12番

 大相撲の冬巡業は22日、茨城県土浦市で最終日を迎え、地元出身の高安が栃ノ心と大関同士で12番続けて取り、6勝6敗と互角の内容だった。稽古後には初場所(来年1月13日初日・両国国技館)での優勝を宣言した。

 ご当地の大関が申し込んで実現した。高安が左四つで一気に寄り切る内容もあれば、栃ノ心も得意の左上手を引いた攻めで対抗。11月の九州場所で千秋楽に敗れて初優勝を逃した高安は「早く優勝してと期待の声をもらった。初場所の優勝を目指していく」と力強かった。

 先場所で初制覇した小結貴景勝は17日間の巡業を務め「ここからが大事。頑張っていく」と表情を引き締めた。

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