稀勢の里26日にも稽古本格再開へ
右膝負傷で先場所を途中休場し、冬巡業も全休した横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=は26日にも相撲を取る稽古を再開する見込みだ。22日、田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が「(25日の)番付発表後、相撲ができるように。体は動かしている」と話し肉体強化などは順調に進んでいる。
横綱審議委員会が「激励」を決議し、稀勢の里は初場所(来年1月13日初日、両国国技館)に進退が懸かる。この日、地元茨城県の巡業を回避してまでリハビリを優先。「地元に恩返ししたい気持ちと思う」と親方が弟子の気持ちを代弁した。