至学館大の谷岡学長「伊調選手の偉大さ感じた」 手放しでたたえる
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「レスリング・全日本選手権」(23日、駒沢体育館)
女子57キロ級決勝で五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=が16年リオデジャネイロ五輪金メダルの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=を3-2で下し、3年ぶり13度目の優勝を飾った。
日本レスリング協会副会長も務める至学館大の谷岡郁子学長(64)は「伊調選手の偉大さ、すごさ、強さを感じさせられた」と目を細めた。かつてレスリングのパワハラ問題では「そもそも伊調馨さんは選手なんですか」と発言していたが、この日は伊調の復活を手放しでたたえた。
敗れた川井梨については「(22日の)一戦目は梨紗子が制している。これから東京五輪に向けて楽しみなライバル関係になる。さらに偉大な目標ができて梨紗子は幸せ」と川井梨の奮起を期待した。