稀勢の里 真新しい綱を締めて土俵入り「よっしゃ」
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右膝負傷で大相撲九州場所を途中休場し初場所(来年1月13日初日、両国国技館)に進退を懸ける横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が24日、都内の部屋で新しい綱を作る「綱打ち」を行った。年3度の東京開催場所前の慣例行事で二所ノ関一門の若い衆らが横綱土俵入りで着用する純白の綱を約1時間かけて仕上げた。
真新しい綱を締めた稀勢の里は、土俵入りして感触を確かめた。「よっしゃ」とできばえに納得顔。患部の右膝の動きも問題なかった。帰り際には「(締めた感触は)良かった。(引きし締まる?)そうですね」と言葉少なだった。