横綱稀勢の里に新しい綱 感触確認、進退の初場所へ

 大相撲で進退問題が再浮上している横綱稀勢の里関の新しい綱を作る「綱打ち」が24日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で行われた。初場所(来年1月13日初日・両国国技館)への出場に意欲を示している横綱は、真新しい綱を締めた感触について「良かった」と前向きに話した。綱打ちは通常、年3回の東京開催場所の前に行われる。

 稽古場では大きなかしわ手の音を響かせ、ゆっくりと四股を踏むなど入念に土俵入りの所作を繰り返した。勝負の場所に向け、気が引き締まる思いかと問われ「そんな感じです」と答えた。

 11月の九州場所で横綱として87年ぶりに初日から4連敗し、途中休場した。

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