羽生結弦「世界選手権に間に合うように頑張って調整する」と連絡 日本連盟明かす

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、東和薬品ラクタブドーム)

 来年3月に行われる世界選手権(埼玉)の代表が発表され、男子3枠のうちの1人に、全日本選手権を欠場した羽生結弦(ANA)が選出された。欠場理由となった右足首の負傷が心配されるが、日本スケート連盟に、羽生陣営から世界選手権に間に合わせる旨の連絡が入っていると明かされた。

 羽生は連盟が公表している全日本選手権を欠場した選手に対する選出基準を満たしており、これまでの実績から選出された。小林芳子強化部長は「羽生選手陣営からは『世界選手権に間に合うように頑張って調整する』という連絡をもらっている」と明かした。平昌五輪後に行われた今年の大会は欠場したため2大会ぶりの世界選手権で、通算3回目の優勝を目指すことになる。

 宇野昌磨(トヨタ自動車)は全日本で優勝したため1枠目で決定。3位の田中刑事(倉敷芸術科学大)も選出された。2位の高橋大輔(関大KFSC)は「世界と戦う覚悟を持ちきれなかった」、「若い選手が経験する必要性の方が大きい」などの理由から辞退した。

 女子は全日本で優勝した坂本花織(シスメックス)と、2位でGPファイナル優勝の紀平梨花(関大KFSC)、3位の宮原知子(関大)に決まった。

 ペアは須崎海羽/木原龍一(ともに木下グループ)、アイスダンスは小松原美里(倉敷FSC)/ティム・コレト(米国)。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス