貴景勝は新関脇に 稀勢の里は10場所ぶり東の正横綱 初場所番付発表
日本相撲協会は25日、初場所(来年1月13日初日、両国国技館)の新番付を発表した。右膝負傷で先場所を途中休場し進退の懸かる横綱稀勢の里(田子ノ浦)が10場所ぶり番付最高位となる東正位横綱に就いた。西正位横綱が白鵬(宮城野)、東2枚目横綱が鶴竜(井筒)。
先場所13勝を挙げて初優勝した貴景勝(千賀ノ浦)が新関脇。千賀ノ浦部屋からは04年創設以来初めて。兵庫県出身では12年秋場所の妙義龍以来となる。
妙義龍(境川)が15年名古屋場所以来21場所ぶり小結復帰。三役返り咲きは同年九州場所以来19場所ぶり。
御嶽海(出羽海)が4場所ぶりに小結。昭和以降5位タイとなる12場所連続の三役キープとなった。
矢後(尾車)が初土俵から11場所で新入幕を果たした。北海道からは昨年夏場所の旭大星以来、戦後52人目。中大からは03年春場所の豪風以来6人目。