稀勢の里、高安に13勝3敗 初場所へペース上げる

 大相撲初場所(来年1月13日初日・両国国技館)で進退が懸かる横綱稀勢の里が27日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で大関高安と相撲を取り、13勝3敗と調整のペースを上げてきた。「気持ちよかった」と笑みを浮かべた。

 三段目力士と6番取った後、九州場所前以来となる大関との三番稽古(同じ相手と続けて取る)を開始。得意の左四つでの寄り以外にも、さまざまな取り口を見せた。まわしにこだわらず顎を引き、体を丸めて右おっつけや突き、押しで攻める相撲も目立った。

 一方で、上体が起きると思わず引いてしまうところも。仕上げのぶつかり稽古では高安に何度も転がされて砂にまみれた。

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